現在、中国において多数の人権活動家ならびに弁護士の拘束・尋問が行われ、宗教施設、少数民族に対する文化的圧力、高等教育機関での思想統制、サイバー検閲が強化されている。このような多方面にわたる人権の抑圧は、ここ数年でも、例がない。日本ペンクラブは中国の人権状況を深く憂慮するものである。
 日本ペンクラブは、獄中にある劉暁波氏、イルハム・トフティ氏の釈放を求める声明を既に出しているが、両氏、ならびに、新たに投獄された女性作家、高瑜氏をはじめとする、表現の自由の故をもって獄中にある、全ての作家、ジャーナリスト、弁護士、人権活動家の即時釈放を求める。同時に、中国政府が、法治国家として、その憲法に保障する人権を遵守し、寛容で自由な言論を保障するよう強く希望する。
 
 2015年7月31日
 一般社団法人日本ペンクラブ
 会長 浅田次郎

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