●「チベットの事態を憂慮し、言論表現の自由と人権の尊重を求める」
われわれ日本ペンクラブ獄中作家・人権委員会は、平和を希求し、言論表現の自由と人権を守る立場から、チベットならびにその他の地域で平和的な抗議行動を行っていたチベット人に対し、中国当局が厳しい弾圧を行っていることを憂慮するとともに、中国政府が中国国内でのチベットをめぐる言論、現地でのジャーナリストの取材ならびに海外からの報道等を規制している点についても看過できない。
日本ペンクラブ獄中作家・人権委員会は中国政府に対し以下の点を要請する。
1. チベットの抗議行動に対して自制をもって対応し、平和的対話を求める全ての声に耳を傾けること。
2. チベットの人々の表現・集会・結社の権利を保障し、これらの権利を行使したことを理由に逮捕・拘束されている人々を速やかに解放すること。
3. ジャーナリストがチベット自治区及び隣接するチベット人居住地域に障害なく入り取材できるよう保障すること。
4. 今回の事態の究明のため、国連等国際機関の調査を受け入れること。
さらに日本政府が国際社会と協力し、中国政府が今回の事態に対し最大限の抑制した対応をとるよう働きかけることを要請する。
2008年3月26日
社団法人 日本ペンクラブ
獄中作家・人権委員会


