●「アウン・サン・スー・チーさんの有罪判決に抗議し、即時無条件に自宅軟禁を解くことを求める」
日本ペンクラブ獄中作家・人権委員会は2009年8月11日、ミャンマー・ヤンゴンの特別法廷がアウン・サン・スー・チーさんに対し禁錮三年の有罪判決を下したことに強く抗議する。
ミャンマー政権はその後、一年半の自宅軟禁としたが、日本ペンクラブは無条件、即時にアウン・サン・スー・チーさんの自宅軟禁を解き、社会的、政治的活動を含めた自由を与えるよう強く求める。
1989年以来、アウン・サン・スー・チーさんは通算13年9カ月にわたり、拘束・軟禁状態に置かれており、今回の決定は、その状態を不当に延長し、ミャンマーの民主化活動を封じ込めようとするものである。
日本ペンクラブは、アウン・サン・スー・チーさんを客員会員に迎え、長年にわたり、アウン・サン・スー・チーさんや政治犯の拘束を解くよう求めてきた。2007年におきた武力弾圧、日本人ジャーナリスト殺害に対しても強く抗議し、言論の自由の回復を強く求めてきた。
国際社会の強い抗議のなかでの今回の暴挙に対し、日本ペンクラブ獄中作家・人権委員会はミャンマーで表現の自由を奪われている全ての表現者への連帯を改めて表明するものである。
日本ペンクラブ獄中作家・人権委員会は、アウン・サン・スー・チーさんや政治犯の拘束を解き、言論の自由が回復されるよう、日本政府、国連、国際社会が、ミャンマー政府に対し、あらゆる影響力を行使することを強く求める。
2009年8月12日
日本ペンクラブ獄中作家・人権委員会
委員長 川村 湊


