2006〜2007

「ミャンマー政府による新たな言論弾圧、日本人ジャーナリストの殺害、僧侶、市民の拘束に抗議し、言論の自由の回復を求める声明」

 われわれ日本ペンクラブは、平和を希求し、言論表現の自由と人権を守る立場から、国際ペン憲章にも反したミャンマー政府の長年にわたる言論の自由への弾圧に対し、獄中作家委員会の活動を通じて抗議し、アウン・サン・スーチー女史や政治犯の拘束を解くよう求めてきた。

 今日平和的な人々の意見表明の高まりのなかで、ミャンマー政府が新たな大規模な弾圧・暴力を引き起こし、兵士が、取材活動を行っていた日本のジャーナリストを殺害し、日本のメディアの現地関係者を連行・拘束するとともに、多くの僧侶・市民を連行・拘束したことに対し、日本ペンクラブは非常に強い憤りを感じる。

 日本ペンクラブは、ミャンマー政府に対して一刻も早く軍隊による現在の暴力状況を終わらせ、長年厳しく制限されている言論の自由を回復し、アウン・サン・スーチー女史や全ての政治犯の釈放を行うよう求める。

  日本ペンクラブは、武力ではなく建設的な対話により民主化にむかおうとしているミャンマーの人々に連帯を表明し、また日本政府を含む国際社会が、ミャンマー政府に対し、現在拘束されている人々の釈放と、言論の自由に基づく民主化の推進をするよう求めることを要望する。

2007年10月9日

社団法人 日本ペンクラブ
会長 阿刀田 高