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『心中小説名作選』 藤本義一/選

日本ペンクラブ編 集英社刊 定価(本体600円税込み)
 2008年11月 20日刊

家族の残酷な死を、詩の如く昇華した、川端康成「心中」。
戦争に翻弄された三人の男女、田宮虎彦「銀心中」。
現実から逃避し愛欲に溺れる二人、大岡昇平「来宮心中」。
江戸時代の庶民の心中を俯瞰的に物語る、司馬遼太郎「村の心中」。
少女と孤独な魂を通わせた男の虚無、笹沢左保「六本木心中」。
男女の業と欲の凄まじさを描ききった、梶山季之「那覇心中」。
昭和の文豪たちが巧みに描く情念の世界。
全6編。

 ISBN978-4-087-46377-4