本当にこのまま法案を通してしまってよいのか。
 国会でも、ネット上でも、新聞やテレビでも、議論はすれ違っている。違憲の指摘にも確たる回答はなく、問題の解決も深い理解も進んでいない。
 国会はさまざまの意見に耳を傾け、未来の国のかたちを作りあげるうえで、より多くの民意を反映させる責務がある。
 議員一人ひとりが、それを報ずるジャーナリストの一人ひとりが、もう一度自らの胸に手を当て、いま、誠実さを発揮することを強く願う。
 民主主義社会が目の前で壊れていくのを、私たち日本ペンクラブは、決して見過ごすことができない。

                           2015年9月15日
                            一般社団法人日本ペンクラブ
                                 会長 浅田 次郎

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