ケイト・グレンヴィル氏は著書『闇の河』(The Secret River, 2005。一谷智子訳にて現代企画室より2015年12月刊行)の邦訳刊行を記念して訪日されます。
 日本ペンクラブ副会長・直木賞作家、西木正明氏とケレン・グレンヴィル氏が、グレンヴィル氏の祖先をモデルに、19世紀初頭植民地時代初期のオーストラリアにおける先住民と入植者の邂逅、衝突を描いた『闇の河』を巡って対談します。

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日時:3月5日(土)13:00~15:00
場所:日本ペンクラブ3F会議室
(103-0026 東京都中央区日本橋兜町20-3)
(逐次通訳付)

[プログラム]
挨拶 佐藤アヤ子 日本ペンクラブ国際委員長、明治学院大学教授
対談 オーストラリア作家と語る(「闇の河」をめぐって)
西木正明    日本ペンクラブ副会長・作家
ケイト・グレンヴィル 作家
入場無料
★事前申込が必要です。メールに氏名と同行者氏名を書き、「3月5日 日豪作家対談参加希望」と書いてinfo@japanpen.or.jp までメールにてお申込み下さい。
協力:駐日オーストラリア大使館、豪日交流基金
協賛:現代企画室


[対談者紹介]
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ケイト・グレンヴィル(Kate Grenville)
1950年、シドニーに生まれる。現代オーストラリアを代表する作家の一人。
シドニー大学で芸術学を学び、映画制作会社に勤務。その後、イギリスとヨーロッパで数年間を過ごし、執筆活動をはじめる。1980年に米国に渡り、コロラド大学でクリエイティブ・ライティングの修士号を取得。1983年にオーストラリアに戻った後、テレビ局に勤務しながら最初の短編集Bearded Ladies (1984)を出版する。以後、これまでに9冊の小説作品と3冊の創作論(うち1冊は共著)、『闇の河』(The Secret River)執筆の経緯をまとめた回顧録、自らの母を通じて20世紀における女性の生き方を綴ったノンフィクション作品を発表している。
『闇の河』(2005)は、マン・ブッカー賞、マイルズ・フランクリン賞にノミネートされたほか、英連邦作家賞、クリスティナ・ステッド賞など数多くの文学賞を受賞。世界各国語に翻訳されベストセラーとなる。これまで数回にわたり演劇作品に翻案され、2015年にはABC(オーストラリア放送協会)でTVドラマ化された。
The Idea of Perfection(2000)でオレンジ賞、 Lilian's Story(1985)でヴォーゲル・オーストラリア文学賞、Dark Places(1995)でヴィクトリア州文学賞を受賞。シドニー工科大学、ニューサウスウェールズ大学、シドニー大学、マッカリー大学のそれぞれから名誉博士号を授与されている。

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西木正明(にしき・まさあき)日本ペンクラブ副会長。獄中作家・人権委員長。作家。秋田生まれ。
1940年生まれ。早稲田大学中退後、平凡出版で14年余り編集者生活を送り、1980年に独立して作家活動に入る。1980年、デビュー作「オホーツク諜報船」で日本ノンフィクション賞新人賞、1988年「凍れる瞳」で直木賞、1995年「夢幻の山旅」で新田治郎文学賞、2000年には『夢顔さんによろしく』で柴田錬三郎賞をなど数多くの文学賞を受賞。テレビドラマ、ミュージカル、舞台化された作品も多数。「ルーズベルトの刺客」は中国中央電台で2010年大河ドラマとして放映。 植村直己冒険大賞、大宅壮一ノンフィクション賞、さきがけ文学賞などの文学賞選考委員。近著に「ウェルカム トゥ パールハーバー」、「水色の娼婦」、「さすらいの舞姫 北の闇に消えた伝説のバレリーナ・崔承喜」など

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