みちもと たかし 詩人。富山県生まれ。主な著作は詩集『Rルート156』(北國新聞社)。掲載作は同詩集より抄録。
決心の塊
いろんな外的刺激が重なる
内向き姿勢を強めた
生への叫びを発し
均衡を保っている
透明な球体に近い世界
社会状勢を的確にとらえる
未来を予測しているかのように
冷静に居座っている
自然の状況変化
人間社会とよく似たところがある
雨や風 エネルギー
それらを包括して
人間社会を見つめている
年齢を重ねる
その都度
将来 何の役に立てるのだろう
古来より利用されていた
そのことは 知っていた
チェンソーがうなる
温もりと冷たさを感じながら
安堵し
身を任せる
かたち
さりげなく現した時
感じて下さい
僕の命 あなたの命
僕の仲間たちが
鋭く 優しく
刻まれている
精一杯の思いやりで
人間との対話
青い真珠のようだ
上空からのメッセージだった
透明なベール
すっぽり包み込んでいる
無色無臭オブラート
今 異変が起きている
アリストテレス以来の生物学
地球に住む一人の人間
飛騨屋の住民として
何か やらなければならない
地球が壊れないうちに
快適な居住空間
グルメへの追求よりも
人間としての使命
他の生物に 申し訳ない