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【趣旨】
いまや世界中で人気の日本のマンガやアニメは、さまざまな社会的な問題にも多様にアプローチしてきました。環境をテーマにしたマンガもたくさんありますが、アニメ作品でも、宮崎駿監督の「風の谷のナウシカ」や「もののけ姫」、第81回アカデミー賞短編アニメーション賞受賞で話題になった「つみきのいえ」(加藤久仁生監督)など、これまでたくさん作られてきました。
このフォーラムでは、現代マンガの先駆者でもあり、日本のテレビアニメの創始者でもある手塚治虫が、環境をテーマにして何をどのように表現してきたかを、彼が残したマンガやアニメ作品を通して検証します。
ゲストは、アメリカ在住のマンガ研究家フレデリック・ショットさん、マンガ家の里中満智子さん、手塚プロ社長で日本動画協会理事長の松谷孝征さん。
はじめに手塚治虫の短編アニメ作品「森の伝説」を上映し、環境をテーマにしたマンガ作品を紹介しながら、3人の方々に手塚が次世代に伝えたかったものは何かを語っていただきます。

FLSchodt.jpgフレデリック・L・ショット(Frederik L. Schodt) 
1950年アメリカ生まれ。父親が外交官をしていた丈高校生の頃に来日し、国際基督教大学に留学し、日本のマンガに関心を持つ。手塚治虫「鉄腕アトム」「火の鳥」、中沢啓治「はだしのゲン」、池田理代子「ベルサイユのバラ」などの多くのマンガ作品を英語に翻訳。著書に「ニッポンマンガ論」など。1983年、日本漫画家協会のマンガ・オスカー賞を受賞。2000年には、日本マンガの海外紹介の功績により、手塚治虫文化賞特別賞、2009年には旭日小綬章を受章。現在、サンフランシスコに在住。

satonaka.jpg里中満智子(さとなかまちこ)
マンガ家。1948年1月大阪生まれ。1964年(高校2年生)に「ピアの肖像」で第1回講談社新人漫画賞受賞、デビュー。代表作に「あした輝く」「アリエスの乙女たち」「海のオーロラ」「あすなろ坂」「狩人の星座」「天上の虹」など多数。2006年に全作品及び文化活動に対し日本漫画協会賞文部科学大臣賞受賞。社)日本漫画家協会常務理事/マンガジャパン事務局長/大阪芸術大学キャラクター造形学科教授等

matsutani.jpg松谷孝征(まつたにたかゆき)
1944年横浜生まれ。実業之日本社にて雑誌漫画編集者として手塚治虫の担当編集者を経験後、73年手塚治虫のマネージャーとして、㈱手塚プロダクションへ入社。85年4月同社代表取締役社長になり、現在に至る。日本動画協会理事長。カラー版「鉄腕アトム」、「ブラック・ジャック」等数多くのTVシリーズや「火の鳥」「ジャングル大帝」等、手塚治虫原作の劇場版アニメーション映画のプロデューサー。

MoriEto.jpg司会:森絵都(もりえと)
1968年東京生まれ。早稲田大学第二文学部卒業。1990年『リズム』で第31回講談社児童文学新人賞を受賞しデピュー。
2006年『風に舞いあがるビニールシート』で第135回直木賞を受賞。他に『宇宙のみなしご』『流れ星におねがい』『アーモンド入りチョコレートのワルツ』『つきのふね』『カラフル』『DIVE!!』『永遠の出口』『いつかパラソルの下で』『ぼくだけのこと』『ラン』『架空の球を追う』『君と一緒に生きよう』等

◎「マンガとアニメは環境をどう描いてきたか」 9月26日10:00~12:00 小野梓記念講堂

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