P.E.N.会員

日本ペンクラブのメンバーは、P.E.N.です。

P.E.N.の意味
 日本ペンクラブは日本有数の文化団体として活躍していますが、その名の「ペン」が文字を書くペンだと思っている方も多いことでしょう。ペンクラブの「ペン」は、ポエト(詩人)・プレイライト(劇作家)のP、エディター(編集者)・エッセイセスト(随筆家・評論家)のE、ノベリスト(小説家)のNを合わせたP.E.N.を表しています。もちろん、文字を書くペンの意味も下敷きにしてありますが。
 国際ペンの創立者、イギリスのドーソン・スコット女史は、1917年から「トゥモロー・クラブ」という新人作家のためのクラブを作っていましたが、1921年の会合でP.E.N.のネーミングを思いついたそうです。国際ペンの第1回大会は1923年でした。
 日本ペンクラブ定款には、会員の構成として、「文筆に従事し、この法人の趣旨に賛同して加入した者をもって組織する」とありますが、「文筆に従事し」とは、P.E.N.のいずれかに属していることを意味しています。
 日本ペンクラブの目的は、言論、表現、出版の自由の擁護と文化の国際的交流の増進ということが定款にうたわれています。日本ペンクラブの事業は、すべてこの目的に沿った文化活動で、そこに団体の性格が集約されています。同じ文筆家の団体でも、日本文藝家協会は文筆家の職能擁護を目的とし、両団体の区別ははっきりしています。
 日本ペンクラブの会員は、正会員、名誉会員、賛助会員、客員会員の4種類です。


正会員
 会員の大部分を占めるのが正会員です。前述の会員資格に合致している個人、つまりP.E.N.のいずれかなら、国籍を問いません。ただし、他のセンター(たとえばイングリッシュセンター)の会員で議決をもっている人は正会員にはなれません。

名誉会員
 日本ペンクラブに長く在籍し、高齢になった方を理事会が推薦、総会の議決で名誉会員にします。

賛助会員
 日本ペンクラブの事業を援助してくださる個人または法人は、理事会の議決で賛助会員になっていただいております。

客員会員
 政治的抑圧を蒙っている外国の獄中作家などのうちから、理事会の議決によって客員会員とし、仲間として支援の意を表します。