●[カタール]詩人に対し終身刑。身の安全にも懸念。
国際ペン獄中作家委員会は2012年11月29日、カタールの詩人Mohammed Ibn al-Dheeb al Ajami氏に対し裁判所が終身刑の判決を下したことを強く非難する。同氏は2011年11月16日に体制転覆を図り、国家元首であるAmirを侮辱した罪に問われ逮捕された。同氏は判決にも姿を見せず、身の安全にも懸念が広がっている。(2012/12/3)
詳しくは国際ペンホームページ(英語のみ)をご覧ください。
国際ペン獄中作家委員会は2012年11月29日、カタールの詩人Mohammed Ibn al-Dheeb al Ajami氏に対し裁判所が終身刑の判決を下したことを強く非難する。同氏は2011年11月16日に体制転覆を図り、国家元首であるAmirを侮辱した罪に問われ逮捕された。同氏は判決にも姿を見せず、身の安全にも懸念が広がっている。(2012/12/3)
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国際ペンは国際人権の日にあたる2012年12月10日、2008年以来獄中にあるノーベル平和賞を受賞した劉曉波氏の即時釈放と厳しい自宅拘禁のもとにある夫人の劉霞氏の解放を強く求めた。(2012年12月10日)
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ロシアの作家、編集者、人権活動家Stanislav Dmitriyevsky氏がチェチェン紛争での人権侵害について書いた本が発禁となる恐れがある。同氏はその著作活動により、何度も当局に告発されており、国際ペンは抗議のキャンペーンを続けてきた。このため2005年にはその著作に対し民族憎悪を煽ったとして告発されたが、実刑判決をまぬがれ執行猶予4年が言い渡された。
しかしその後、同氏の関連団体は閉鎖を命じられ、度重なる脅迫にさらされている。
(2012/12/14)
詳細は国際ペンホームページ(英語のみ)をご覧下さい
国際ペンは、2006年に起こったAnna Politkovskaya殺人事件に関し、モスクワの地方裁判所が2012年12月14日、下手人の一人、Pavlyucehnkovに懲役11年の実刑判決が下されたことを歓迎する。ただし同氏の法廷での証言は政敵を狙ったものであり信用性が疑わしく、犯罪の真の黒幕が誰であるかはいまだわかっていない。(2012/12/21)
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国際ペン獄中作家委員会はカメルーンの作家で活動家Enoh Meyomess氏に対し2012年12月27日、逮捕から1年が経過した後、懲役7年の刑が下されたことに強く抗議し同氏の即時釈放を求める。
同氏に対する金の不法販売や窃盗共謀の嫌疑は政治的動機によるものであると考えられる。
同氏に判決当日、PEN表現の自由賞が贈られることが決定した。
(2013/1/8)
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ウイグルの著名作家で、2010年に東京で開催された国際ペン大会の国際ペン獄中作家委員会50年記念セレモニーでもその作品「勇敢な小鳩」が紹介されたNurmuhemmet Yasin氏は2004年11月に「分離主義を広めた」罪により10年の刑を言い渡され服役している。
同氏の生死には様々な情報があるため、国際ペン獄中作家委員会は同氏の獄中での状況をただちに明らかにするよう中国当局に求めるとともに、同氏の無条件即時釈放を要求する。 (2013/1/9)
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2013年1月13日、国際ペンはトルコ・イスタンブール公安検察庁がトルコ・ペンの理事会に対して行なった捜査を厳しく非難した。嫌疑はその正当性に疑義のあるトルコ刑法第301条による国家侮辱罪である。
トルコ刑法第301条はトルコ共和国、トルコ民族、トルコ政府機関への侮辱を禁じているが、捜査対象となったのは、2012年6月3日にトルコ・ペンのウェブサイトに掲載された、作曲家で作家のFazil Say氏の公判に抗議する記事に関するものである。Fazil Say氏はソーシャルメディアで"宗教の価値"を侮辱したとされ、これに対し、この裁判が「ファシスト的展開」となっているとトルコ・ペンは非難した。
2012年12月25日警察官がイスタンブールにあるトルコ・ペンの事務所を訪ね、トルコ・ペン理事会メンバーの連絡先を明らかにするよう要求した。
2013年1月10日、トルコ・ペンは検察官からの要求に答え、第301条の適用に反駁する文書を提出した。
国際ペンは本件に関する第301条の適用は表現の自由に反し、トルコ・ペンに対して行なわれているいかなる捜査もただちに中止し、第301条を全廃するようトルコ政府を強く批判した。
国際ペンのサウル会長、堀専務理事(日本ペンクラブ出身)は11月トルコを訪ね、トルコの作家・ジャーナリストの釈放と表現の自由の尊重を大統領、政府に働きかけ、トルコ・ペンのメンバーと集会を行った。
日本ペンクラブにも、今回捜査対象となっているトルコ・ペンの理事会メンバーの友人がいる。
(2013/1/10)
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2012年12月24日、サウジアラビアの著名な作家Turki Al-Hamad氏が逮捕され、6月17日に逮捕された編集者のRaef Badawi氏とともに身の安全が懸念される。両氏の罪状は「背教」であり、サウジアラビアでは死刑が適用される。
両氏ともインタネット上の発言が宗教者から問題とされている。
(2013/1/11)
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国際ペン獄中作家委員会は、2012年8月13日よりダマスカスで拘束されている劇作家で俳優のZaki Cordillo氏の身の安全に懸念を表明した。同氏との連絡は取れず、拷問や虐待に晒されている恐れがある。国際ペン獄中作家委員会は同氏の安否と即時釈放を強く求める。(2013/1/21)
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国際ペン獄中作家委員会は2013年1月23日、政治雑誌の編集者Somyot Pruekasemsuk氏に対し、タイ王家を侮辱したとの罪で懲役11年の重い判決が下されたことの抗議する。
獄中作家委員会は、同氏の即時釈放を求めるとともに、虐待による健康悪化が懸念されることから医療サービスを提供するよう強く求める。(2013/1/24)
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14年前の爆発事件の罪に問われた、トルコの社会学者・女性人権活動家Pinar Selek氏に欠席裁判で終身刑の判決が下された。ガス漏れ事故と思われる裁判で、三度のやり直しが行なわれた上での不当判決に国際ペンは強く抗議する。
彼女の嫌疑は、社会学者として彼女が行なった1990年代のクルド問題への調査に結び付けられた不当なものである。
1998年からの2年間、獄中に拘束され、拷問等により自白するよう強制された彼女は現在、海外に在住しているが、トルコ当局から逮捕状が出されている。
(2013/1/25)
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国際ペン獄中作家委員会はクウェートのブロガーRashid al-Anzi氏とジャーナリストAyyad al Harbi氏に対し、それぞれ1月6日と9日に王家侮辱の罪で2年半の判決が下されたことに対し、深い憂慮の念を表明する。
両氏は表現の自由を行使したに過ぎず、不当判決と考えら、判決の撤回と即時釈放を求める。
(2013/1/30)
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ソマリアのジャーナリスト、Abdiaziz Abdnur Ibrahim氏は国内避難民の女性にインタビューを行い、治安当局者による婦女暴行について記事を書いた罪で2013年1月10日逮捕された。国際ペン獄中作家委員会はこの不当逮捕に抗議し同氏の即時釈放を求めた。 同氏のインタビューは公表されていないが、同様のニュースがアルジャジーラで放送されたことによるものと思われる。この事件ではインタビューを受けた女性や関係者、計4名も逮捕された。(2013/1/30)
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国際ペン獄中作家委員会は詩人、ジャーナリストで活動家のEricson Acosta氏が1月18日、2年間に近い拘留の後、仮釈放され、1月31日不起訴となったことを歓迎する。
Acosta氏は爆発物所持の疑いで逮捕されたが、不当な嫌疑として、フィリピンペン、国際ペンが抗議活動を展開していた。
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(2013/2/1)
アゼルバイジャンの著名ブロガーEmin Milli氏は地方政府の腐敗抗議活動が弾圧されたことに抗議する1月26日の首都バクーでの集会に参加し、逮捕され、即決裁判で15日間の拘束刑を言い渡された。彼のブログの最後の言葉は現場からの「逮捕された。連行されていくバスの中の仲間はすごい!」であった。
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2013/2/5
国際ペン獄中作家委員会は、平和的表現活動を行ったことにより脅迫・投獄等の弾圧を受けた人々を救援する活動を行っています。
国際ペン獄中作家委員会は半年に一度『ケースリスト』(支援対象一覧表)を発表しています。
2012年後半、7月から12月までの『ケースリスト』が国際ペンのWEBからダウンロードできます。(容量は約1MBあります。英語、仏語、西語版があります)
2012年12月31日現在、すでに刑が確定し投獄されている作家の事例は全世界で157例です。
数字の推移
2012年7月~12月(昨年同期比)
殺人(発生数)10(+2)
殺人―動機不明(発生数)10(-1)
行方不明(発生数)4(-1)
*以下前期から継続中含む
獄中―メイン・ケース 157(+49)
獄中―調査中 133(±0)
法的懸念 1(-2)
公判中(除獄中)118(+6)
非拘束的判決 26(+12)
短期拘束 38(-11)
死の脅迫 16(-12)
その他脅迫・圧迫 46(+12)
暴行/虐待 36(-29)
合計 595(+56)
釈放 14(-15)
地域別(投獄―メイン・ケースを中心に)
アフリカ(除く中近東)
エリトリア、エチオピアが特に多い。
* ブルキナ・ファッソ、カメルーン、エリトリア、エチオピア
米州
キューバが特に多い。
メキシコをはじめとする中南米ではジャーナリストの殺害、脅迫が続いている。
*キューバ
アジア
中国、中国(チベット関係)、ベトナムが特に多い。
ミャンマー、フィリピン(解決済)はよい方向にむかっている。
* カンボジア、中国、中国(チベット)、ミャンマー、ベトナム、タイ
ヨーロッパと中央アジア
クルド問題を抱えるトルコが特に多い。
ロシアは女性パンクバンド「プッシー・ライオト」の二人が加わる。
* アゼルバイジャン、ベラルーシ、ロシア、トルコ、ウクライナ
中近東
イランが特に多いが、最近では王制下の諸国、「アラブの春」で政情不安定となった諸国、内戦中のシリアが増加。
* バーレーン、イラン、イスラエル、クウェート、モロッコ、カタール、サウジ・アラビア、シリア、チュニジア、イエメン
(2013/2/6)
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ソマリアのジャーナリスト、Abdiaziz Abdnur Ibrahim氏は国内避難民の女性にインタビューを行い、治安当局者による婦女暴行について記事を書いた罪で2013年1月10日逮捕され、国際ペン獄中作家委員会はこの不当逮捕に抗議し同氏の即時釈放を求めた。(既報)しかしながら、同氏には2013年2月5日 虚偽報道を広めた罪で1年の有罪判決が言い渡されれ、投獄された。国際ペン獄中作家委員会は同氏の即時無条件釈放を求める。
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(2013/2/8)
2月15日夜、『Sunday Leader』誌に寄稿するジャーナリストFaraz Shauketaly氏が自宅で何者かに首を撃たれたが、命はとりとめた。国際ペン獄中作家委員会はスリランカ政府が調査を開始したことを歓迎するとともに、同国の何十人ものジャーナリストが殺害されているが、下手人は見つかっていないことに警告を発する。(2013/2/15)
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2月21日はUNESCOが1999年に制定し、2000年より祝っている「国際母国語の日」。今年のテーマは「母国語と図書」。
これはバングラデッシュで1952年に母国語のために闘った学生を記念して制定されたが、世界で母国語の重要性を認識する日となっている。
国際ペンは言語多様性を守る先頭に立っており、少数言語の権利を守るために言語権翻訳委員会が中心になって活動を行っている。
詳しくは国際ペンホームページ (英語のみ)をご覧下さい。 (2012/2/20)
国際ペン獄中作家委員会はキューバでの、ジャーナリストや作家に対する新たな弾圧と脅迫の波に抗議する。
独立系ジャーナリストCalixto Ramon Maritinez Arias氏は2012年9月から国家元首に対する不敬により逮捕され裁判中である。 一方政府系ジャーナリストJose Antonio Torres氏はスパイの罪により14年の判決を受けた。作家でブロガーのAngel Santiesteban Prats氏もでっち上げの罪を着せられ、5年の刑を言い渡され収監予定。
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(2013/2/22)
カタールの詩人Mohammed Ibn al-Dheeb al Ajami氏は終身刑の判決を受け控訴中であるが、2月25日懲役15年に減刑された。最高裁の最終判決は30日以内に行われる。
国際ペン獄中作家委員会は同氏の即時無条件釈放を求めている。(2013/2/27)
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国際ペン獄中作家委員会はメキシコのチウアウア州、オヒナガ市で2013年3月3日、ニュースウェブサイト "Ojinas Noticias"の編集者で記者のJaime Guadalupe Gonzalez Dominguez 氏が射殺されたことに抗議し、犯人を見つけ法の裁きを受けるように求める。詳しくは国際ペンホームページ(英語のみ)をご覧ください。
またジャーナリストや表現の自由に対する犯罪が連邦レベルで取り上げられることの、実効性を示すようメキシコ政府に求める。
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(2013/3/6)
国連がメキシコにジャーナリストや作家への暴力と戦うようメキシコ政府に求めたのは3年前である。 このたび国際ペンがまとめ、国連人権高等弁務官に提出した定期報告書によれば、メキシコにおけるジャーナリスト、作家に対する暴力は続いていると注意喚起した。2009年以降、メキシコ政府がとってきた制度的、法的手段は表面的で、かつ有効ではないと指摘。
国際ペンはメキシコ政府がジャーナリスト・作家の殺人・行方不明を完全に調査し、ジャーナリストを保護する新しい仕組みを強化するよう求めた。
詳しくは国際ペンホームページ(英語のみ)をご覧ください。
報告書(英文)はこちらをご覧ください。
(2013/3/7)
既報の通り、ソマリアのジャーナリスト、Abdiaziz Abdnur Ibrahim氏は国内避難民の女性にインタビューを行い、治安当局者による婦女暴行について記事を書いた罪で2013年1月10日逮捕され、2月5日 虚偽報道を広めた罪で1年の有罪判決が言い渡され、投獄された。国際ペン獄中作家委員会は同氏の即時無条件釈放を求めていたが、ソマリア最高裁は釈放の決定を下し、判決も取り消し、同氏は即日に釈放された。
詳しくは国際ペンホームページ(英語のみ)をご覧ください。
(2013/3/17)
カンボジアのジャーナリストMan Sonando氏は2012年10月に反政府活動を理由に20年の刑を言い渡され、八ヶ月間獄中にあったが、上級審において5年の執行猶予となり釈放された。氏は土地収用に対する住民の抗議行動を取材したとされるがその事実はなかった。(2013/3/21)
詳しくは国際ペンホームページ(日本語のみ)をご覧ください。
国際ペン獄中作家委員会は、"Le Republicain" 誌の編集長、Boukary Daou氏が公開質問状を同誌に掲載したところ、当局に逮捕されたことに抗議した。
イスラム原理主義者との戦いに参加している兵士の政府への公開抗議文掲載に対する処置であり、現地の民間メディアも一斉に抗議の声を上げている。(2013/3/25)
詳しくは国際ペンホームページ(英語のみ)をご覧ください。
国際ペン獄中作家委員会は3月20日、「Nuestro Diario」紙の記者Jaime Napoleon Jarquin Duarte氏が射殺され、「El Periodico」紙の女性記者、Sofia Menchua氏が脅迫をうけたことに強く抗議する。Duarte氏は犯罪を追及してきたが、今回の殺害の理由は不明。Menchua氏は、改革派司教殺害に関わったとされる人物に関する記事により当局に呼び出され、記事を書かないほうが身のためであると脅迫された。
(2013/3/26)
詳しくは国際ペンホームページ(英語のみ)をご覧ください。