フォーラム
子どもの本と「核」を考える
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「子どもの本と「核」を考える」.pdf(104K)
最初の被爆国である日本では、これまでも「核」をテーマにした絵本や子どもの文学が多く書かれてきました。
そして2011年3月、日本大震災によってひき起こされた福島第一発電所の原発事故は
世界中に大きな衝撃を与えました。
これを機に、もう一度これらを見直し、子どもの本の送り手は、何をどう考え、体験をどう継承していったらよいのかを『絵で読む広島の原爆』の作者であり、3・11以降に『ヒロシマ三部作』を刊行した那須正幹さん、原爆をテーマにした『彼岸花はきつねのかんざし』で児童文芸家協会賞を受賞し、今年の夏には、広島で原爆に遭遇した人々を描いた連作集『八月の光』を出版された朽木祥さん、写真絵本『さがしています』でヒロシマから今を見つめたアーサー・ビナードさん、『パンプキン! 模擬原爆の夏』で子どもたちに原爆と戦争について考えさせた令丈ヒロ子さんの4人の作家をパネリストにシンポジウムを行い父母や教師、図書館員、そして子どもの本に関心をもつ人々と一緒に討議します。
基調講演として、日本ペンクラブ会長の浅田次郎が、福島とチェルノブイリを取材した報告をします。
日時: 2013年1月26日(土)
開場 午後1時30分、開演 午後2時開演(午後4時30分終了予定)
会場: 広島平和記念資料館 地下1階会議室
(広島市中区中島町1番2号)
出演者:浅田次郎、朽木祥、那須正幹、アーサー・ビナード、令丈ヒロ子
参加費: 500円 定員:150名(先着順)
申し込み方法: 事前申込制です。往復はがき、電子メールの2通りの方法があります。
① 往復はがきに、氏名、住所、電話番号、参加希望人数を明記の上、下記住所までお送りください。
〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町20-3 日本ペンクラブ「子どもの本と核」係
② 電子メールに、氏名、住所、電話番号、参加人数を明記の上、以下メールアドレスあてにお送りください。
secretariat03@japanpen.or.jp
(タイトルに「子どもの本と核」参加希望、とお書きください)
主催: (社)日本ペンクラブ(〒103-0026 東京都中央区日本橋兜町20-3)
後援: NHK広島放送局、テレビ新広島、中国新聞社、中国放送、日本国際児童図書評議会
子どもゆめ基金(独立行政法人国立青少年教育振興機構)助成活動
出演者プロフィール
○浅田次郎(あさだ・じろう)
1951年東京生まれ。1995年『地下鉄(メトロ)に乗って』で吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員(ぽっぽや)』で直木賞、2000年『壬生義士伝』で柴田錬三郎賞、『お腹召しませ』で2006年中央公論文芸賞、2007年司馬遼太郎賞を受賞。2008年には『中原の虹』で吉川英治文学賞、2010年には『終わらざる夏』で毎日出版文化賞を受賞するなど、数々の文学賞に輝いている。他の著書に『プリズンホテル』『蒼穹の昴』『憑神』『一刀斎夢録』『降霊会の夜』など多数。日本ペンクラブ会長。
○那須正幹(なす・まさもと)
1942年広島に生まれ。島根農科大学林学科卒業後、文筆生活にはいる。主な作品に、1978年発表の『それいけズッコケ三人組』をはじめとする「ズッコケ三人組」シリーズ(巖谷小波賞)があり、2004年12月『ズッコケ三人組の卒業式』で完結した。ほかにも『ねんどの神さま』『さぎ師たちの空』(路傍の石文学賞)、『海賊モーガン』シリーズ、『ヨースケくん』『お江戸の百太郎』シリーズ(日本児童文学者協会賞)『ズッコケ三人組のバック・トゥ・ザ・フューチャー』(野間児童文芸賞)など多数。絵本『絵で読む広島の原爆』は、核を開発したマンハッタン計画から原発の仕組みまでわかりやすく解説し、世界各国で翻訳出版され話題となる。3・11以後に出版された「ヒロシマ三部作」は、広島を舞台にした三代の女性の生涯を追った力作で、日本児童文学者協会賞を受賞した。日本ペンクラブ「子どもの本」委員会委員。
○朽木祥(くつき・しょう)
1957年広島市生まれ。2005年『かはたれ』で児童文芸新人賞、日本児童文学者協会新人賞をダブル受賞ほか。2009年には、原爆がのどかな日常を破壊する悲しさを小学四年生の少女の視点からしなやかに描いて見せた『彼岸花はきつねのかんざし』で日本児童文芸家協会賞、全国読書感想画コンクール指定図書。2010年『風の靴』で産経児童出版文化賞大賞、2012年『オン・ザ・ライン』が全国読書感想文コンクール指定図書、また3.11後に刊行された連作短編集『八月の光』でヒロシマの人びとを描いて話題を呼ぶ。講談社児童文学新人賞選考委員、日本ペンクラブ「子どもの本」委員会委員。
○アーサー・ビナード
1967年米国ミシガン州生まれ。ニューヨーク州のコルゲート大学で英米文学を学び、卒業と同時に来日、日本語での詩作を始める。2001年に詩集『釣り上げては』で中原中也賞、05年に『日本語ぽこりぽこり』で講談社エッセイ賞、07年に『ここが家だ-ベン・シャーンの第五福竜丸』で日本絵本賞、08年には『左右の安全』で山本健吉文学賞を受賞。『ダンデライオン』など翻訳絵本の作品も多数。12年、福島のメルトダウンを予言的にうたった若松丈太郎の詩集『ひとのあかし』を英訳するとともに、広島平和記念資料館に収められた収蔵品の軍手、弁当箱など14点のものの声に耳を傾けた写真絵本『さがしています』を出版。核開発と原子力の同一性を見抜き、脱原発運動に精力的に取り組んでいる。
○令丈ヒロ子
1964年大阪府生まれ。1990年「ぼよよんのみ」で作家デビュー。代表作は、「若おかみは小学生!」シリーズ。同シリーズは現在、台湾、韓国で翻訳出版され、今年中国で出版予定。他に『わたしはなんでも知っている』『メニメニハート』「ブラックダイヤモンド」シリーズ、「S力人情商店街」シリーズなど、絵本からヤングアダルトまで著書多数。3・11以降に出版された『パンプキン!模擬原爆の夏』は大きな反響を呼んだ。成安造形大学イラストレーション領域非常勤講師、講談社児童文学新人賞選考委員、日本ペンクラブ「子どもの本」委員会委員。
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