刊行物のご案内

『くだものだもの』

俵万智選 ランダムハウス講談社 本体価格700円+税 2007年9月1日刊

●村上春樹さんは「葡萄」、江國香織さんは「メロン」。よしもとばななさんはもちろん「バナナ」...。くだものを作品のどこかに織り込んだ短篇小説やエッセー、詩から落語まで、32篇を精選したアンソロジー。みずみずしく、ちょっと甘酸っぱい、くだものたちの記憶が行間から立ちのぼる。

椎名 誠 「ハーケンと夏みかん」
あまんきみこ 「白いぼうし」
ねじめ正一  「蜜柑一箱一回二個」
笑福亭松鶴  「千両蜜柑」
芥川龍之介  「蜜柑」
高樹のぶ子  「トマト雑感」
清水義範 「旬」
白石公子 「メロン」
林真理子 「週末の食べ物」
江國香織 「メロン」
原田宗典 「少年の夏のスイカ」
瀬戸内晴美  「やまもも」
島崎藤村 「初恋」
谷川俊太郎  「アイザック・ニュートン」
鷺沢 萠 「りんごの皮」
林 望  「風の林檎」
中原中也 「いちじくの葉」
武田百合子  「枇杷」
庄野潤三 「梨屋のお嫁さん」
宮澤賢治 「やまなし」
松本侑子 「葡萄の置き手紙」
村上春樹 「葡萄」
太宰 治 「桜桃」
開高 健 「美味・珍味・奇味・怪味・媚味・魔味・幻味・幼味・妖味・天味」
吉本ばなな  「バナナの秘密」
立原えりか  「くだもののたね」
野田秀樹 「ミーハーとバナナの時代」
内田百けん  「バナナの菓子」(※〔けん〕は門構えに月)
昔話   「桃太郎」
阿部 昭 「桃」
高村光太郎  「レモン哀歌」
梶井基次郎  「檸檬」
 編集後記: 俵万智
(本書の親本は1992年10月 福武書店より刊行されました。)